クレジットカード初心者向けに、簡単なクレジットカード券面の見方を調べてみましました。
初めてクレジットカードを作る場合、クレジットカードにはどんな情報が記載されているのか?どんな意味がある?などを知る必要があります。
1枚のクレジットカードには様々な情報が含まれています。
有効期限やセキュリティーコードの記載場所なオンラインでカード使う際に必要となる情報の見方や、カード悪用を防ぐためのカード裏面の署名欄の書き方など、
クレジットカードの券面を理解することでカードを安全に正しく使用することができます。
この機会にクレジットカードの見方を理解しておきましょう。
ICチップは偽造や解析が難しく、セキュリティー上重要な役割を果たしています。
クレジットカード支払いをする際に、同じカードなのにサインを求められたり求められないときがありますが、これはIC端末を設置している店舗か否かによる違いから来ています。
IC端末設置店では暗証番号によって支払いが可能となっています。
クレジットカード1枚ごとに割り当てられた固有の番号。カード番号は国際ブランドごとに分類され、「ISO/IEC 7812」の世界規格に従って決められています。
(国際ブランドとカード番号)
VISA:桁数=16桁、先頭番号=4
Mastercard:桁数=16桁、先頭番号=5
JCB:桁数=16桁、先頭番号=3
AMEX:桁数=15桁、先頭番号=3
Diners:桁数=14桁、先頭番号=3
カードの所有者を示しており、アルファベットは「名前⇒名字」の順番になっています。カードが届いたら、まず名前の綴りが間違っていないか確認することが大切です。
「月/年」の形式で記載されていることが多いです。例えば2016年8月が有効期限の場合は、「08/16」と表記されます。
THRUはTHROUGHの略語で、「~まで」と有効期限を意味しています。
カード決済を管理している会社を指し、特にVISA/Mastercard/JCB/AMEX/Dinersclubは世界の5大ブランドと呼ばれ、世界各地でのカード決済を可能にしています。
各国際ブランドは「アクセプタンスマーク」を持っており、このマークがある店頭はそのブランドと提携している加盟店であり、カードが使用できることを意味しています。
(各ブランドの特徴)
VISA:加盟店数は2900万店以上で、世界で最も浸透している国際ブランドです。
Mastercard:加盟店数は2900万店以上で、VISAとほぼ同じかやや劣ると言われますが、VISA同様に世界での認知度は非常に高いブランドです。
JCB:日本発祥の国際ブランドで、加盟店数は1000万店以上。国内はもちろん、アジア圏ならほぼ不自由なく使用できます。
AMEX:AmericanExpressの略称で、加盟店数は750万店以上。もともとは富裕層向けのカードで、年会費有料の場合が多いですが、その分サポートやサービスの充実度は高いです。
DinersClub:加盟店数は850万店以上。AMEXと同様に富裕層向けのカードで、入会審査が厳しい傾向があります。
⇒はじめてクレジットカードを作る場合は、「VISA」か「Mastercard」の国際ブランド付きのカードにしておけば問題ありません
会員番号やカード有効期限の情報が記録されている大切な部分です。傷をつけたり、磁気に近づけないように注意しましょう。
海外のATMやCD(Cash Dispencer)でキャッシングするときは、それぞれマークがついている機械から現地通貨を引き出すことができます。
※クレジットカードによるキャッシングは、カード契約時にキャッシング機能をつけていなければ使えないので注意
(ATMマーク一覧)
Plus:VISAのカードと対応している
Cirrus:MastercardやJCBのカードと対応している
Pulse:DinersClubのカードと対応している
ネットショッピングの際に求められるコードで、CVC(Card Verification Code)やCVV(Card Verification Value)と呼ばれます。
セキュリティーコードは磁気ストライプには記録されていないため、カード所有者のみが知りえる情報ですので、扱いには十分注意しなければなりません。
航空券予約やネットショッピングなど、はじめてオンラインでカードを使う際はCVCやCVVの入力を求められ、「何のこと?」となりがちですが、こちらのコードを入力すればOKです。VISAやMastercardは3桁のコードになっています。
カードが手元に届いたら、まず記入しておく必要があります。記入を忘れた状態ではカード使用ができなかったり、不正利用された際に損害補償が下りないことがあります。
署名はアルファベットまたは漢字どちらでもOKですが、漢字の方が海外では真似されにくくセキュリティー上より安全と言えます。
カード発行会社は国際ブランドとは異なり、カード自体を発行している会社です。楽天カードなら楽天、リクルートカードならリクルートといった具合です。
ここには、カード会社の住所や問い合わせ先が記載されています。
✓カードが手元に届いたら、まず裏面の署名欄に名前を記入する⇒セキュリティー上、漢字の方がベターです
✓暗証番号・セキュリティーコードの管理は慎重に⇒暗証番号を知られて不正利用された場合は損害補償の対象外となることが多いです
✓はじめてのカードならVISAかMastercardのブランド付きのカードを選ぶ⇒加盟店数が多く、基本的にどこでも使えます
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