クレジットカードの用語に関して調べてみました。
還元率
クレジットカードを利用すると利用額に応じてポイントが貯まりますが、還元率とは「カード利用額に対して何%のポイントが貯まったのか」を意味しています。例えば、2%の還元率があるクレジットカードで10000円の支払いをした場合、200円分のポイントが還元される仕組みとなっています。
Rex Cardは年会費無料でポイント1.25%還元のクレジットカード
チャージポイント
ほとんどの電子マネーは使用前に現金やクレジットカードを使ってチャージをするプリペイド型となっていますが、このときクレジットカードを使ってチャージをすると、通常の支払いと同じようにチャージ額に応じたポイントを貯めることができます。
例えば、2%の還元率のカードで20,000円チャージした場合は400円分のポイントが貯まるといった具合です。さらに、電子マネーで支払う場合が使用額に応じて決済ポイントが貯まることがあります。例えば、電子マネーの楽天edyの場合は、200円の使用ごとに1Pの楽天スーパーポイントが貯まるようになっています。
つまり、①「クレジットカードで電子マネーをチャージ」⇒②「電子マネーで支払い」の流れとすることで、①②のそれぞれのステップでポイントを貯めることも可能です。毎回の手続きが面倒な場合は、オートチャージの設定をしておくことで「①クレジットカードでチャージ⇒②電子マネーを使用」を手間なく行うことができます。
カード年会費
クレジットカードには年会費無料のものと有料のものがあります。年会費無料のカードの方が人気は高いですが、有料のカードはそのぶん還元率が高かったり、持っているだけで旅行や買い物保険のサービスが付いたり、空港ラウンジが無料で使えたりとサービスが充実していることが多いです。
一般的にカードの使用額や利用頻度が高いほど有料カードの恩恵を受けやすいのですが、そうでなければまずは維持費がかからない年会費無料のカードから使ってみるのが良いでしょう。
電子マネー
電子マネーとは支払い時に現金の代わりとして利用できる疑似通貨です。
支払い時に小銭やお釣りのやり取りがなくスピーディで便利な決済が大きな利点と言えます。電子マネーには大きく分けて、suica/Pasmo/ICOCAなど鉄道会社が発行している「交通系電子マネー」と、楽天edy/WAON/nanaco/id/Quickpayなどの流通業が発行している「流通系電子マネー」の2種類があります。
基本的には利用前に現金やクレジットカードでチャージしてから使用する「プリペイド形式」が多いですが、中にはQuick PayやiDのような利用額が後から請求される「ポストペイ型」といったタイプもあります。
年会費実質無料
年会費がかかるクレジットカードであっても、「年1回利用で翌年無料」や「年5万円の利用で翌年無料」など低いハードルをクリアすれば、年会費がかからないカードもあります。このような年会費無料の条件をクリアしやすいカードは、「年会費実質無料」と表記されることがあります。
決済ポイント
電子マネーで買い物した際に発生するポイントです。例えば、楽天edyを使ってコンビニで買い物した際は「利用額200円で1ポイント」といった具合に加算されます。同じ電子マネーであっても購入する商品によって決済ポイントが付く場合と付かない場合があるので注意が必要です。一般的に公共料金や税金の支払いなどはポイント浮揚の対象外となっていることが多いです。
ポイントモール
クレジット会社は会員向けのサービスとして、ネット上にポイントモールを開設していることがほとんどです。ポイントモールとはAmazon、楽天市場、Yahooショッピングなど、様々なネットショップが集合したインターネット上のショッピングモールで、モールを経由してからネットショップを利用することで特別ポイントがもらえる仕組みとなっています。
ポイントモールを経由することで、直接ネットショップを利用するときよりも多くポイントが加算されるため、ネットショッピングの利用時は経由を忘れないようにしましょう。
クレジットカード改悪
高還元率のカードでもカード発行会社の業績によって、条件が改訂されてしまうといったことがあります。クレジットカード業界は非常に変化の早い業界のため、好条件のカードが改訂されたり、新しく好条件のカード発行されることが毎年のように起こっています。
旅行保険
クレジットカードには支払い機能以外にも海外や国内旅行時の旅行保険が付いていることがあります。保険会社の旅行保険と比べると補償内容や金額は多少劣りますが、それでも一回の旅行で最大3ヶ月間、カードを持っているだけで保険の権利を得られるのは大きなポイントです。
自動付帯/利用付帯サービス
クレジットカードについているオプションサービスはカードを持っているだけで利用できる「自動付帯」タイプと、関連するサービスに対してカードを利用がすることが利用条件となっている「利用付帯」タイプがあります。
例えば「海外旅行保険」が付いているカードであれば、「自動付帯」ならそのまま保険サービスを利用できますが、「利用付帯」の場合ではクレジットカードで航空券を購入したり空港までの交通機関の支払いに利用したりと旅行に関連する支払いが、保険利用の条件となるので注意が必要です。
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国際ブランド
世界規模で決済サービスを管理・展開する組織で、「VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners」は5大ブランドと呼ばれ、世界中でk-と決済を可能にしています。
1つのクレジットカードで利用できる国際ブランドは1つで、国際ブランドのロゴが付いている店舗であればカード決済が可能となっています。加盟店の多さでは「VISA、Mastercard」が圧倒的に多いため、初めてクレジットカードを作るならどちらかのブランドにしておくのが無難です。
航空マイル
航空会社が発行しているポイント制度です。
①飛行機搭乗時のフライト距離
②提携クレジットカードの利用額
③ポイントからの移行
によって貯めることができ、貯めたマイルは①特典航空券と交換、②座席のグレードアップ、③電子マネーやポイントに交換、といった活用方法があります。
航空業界には「スターアライアンス、スカイチーム、ワンワールド」のアライアンス(=航空連盟)があり、各航空会社はいずれかのアライアンスに所属しています(例えばANAはスターアライアンス、JALはワンワールドに所属)。マイルは同じアライアンスに所属している航空会社間であれば相互利用が可能であるため、使いたい航空会社が所属するアライアンスを決めて、マイルを貯めていくことが大切です。
空港ラウンジ
国内/海外の空港にはラウンジと呼ばれるスペースがあり、リラックスシートや、軽食やアルコール、シャワーサービスなどを利用でき、空港での快適な時間を過ごすことができます。
ラウンジを使用できるのは、①ビジネスやファーストクラスの乗客、または②一部のゴールド/プラチナカードを所持している場合となっています。
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